造成工事や伐採後の整地作業で活躍する切り株クラッシャー。 高い作業効率が魅力ですが、正しい手順と安全対策を理解せずに使用すると、 事故や機材トラブルにつながる恐れがあります。
本記事では、切り株クラッシャーの基本的な作業手順から、 安全対策・現場での注意点までをまとめて解説します。 初めて使用する現場でも役立つ実践的な内容です。
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切り株クラッシャー作業前の準備と確認事項
使用する油圧ショベルと機材の確認
切り株クラッシャーは油圧ショベルに取り付けて使用するため、 事前に重機スペックが適合しているかを確認します。
- ショベルのクラス(14〜30tなど)
- 油圧流量・油圧圧力
- アタッチメントの取り付け状態
スペック不足の状態で使用すると、作業効率が落ちるだけでなく、 機械トラブルの原因になります。
作業エリアの安全確認
作業前に、切り株周辺の環境を必ず確認します。
- 人や車両が立ち入らないよう作業範囲を明確にする
- 地下埋設物(配管・ケーブル等)の有無を確認
- 転倒・滑落の恐れがある斜面かどうか
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切り株クラッシャーの基本的な作業手順
① 切り株の中心にアタッチメントを合わせる
最初に、切り株の中心(芯)を正確に捉えることが重要です。 中心から作業を始めることで、効率よく破砕できます。
② 低回転でゆっくりと破砕を開始
切り株クラッシャーは低回転・高トルクで使用するのが基本です。 急激に押し付けず、機械の力を活かしてゆっくりと切り込ませます。
③ 深さを意識しながら段階的に処理
一気に深く掘り進めるのではなく、 段階的に深さを増やしながら破砕していきます。
根の分岐部付近まで処理することで、 後工程の沈下や支障を防ぐことができます。
④ 周囲を円を描くように仕上げる
中心部の処理が終わったら、周囲を円を描くように破砕し、 切り株全体を均一に処理します。
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切り株クラッシャー使用時の安全対策
作業員・周囲への安全配慮
- 作業範囲内への立ち入り禁止措置
- 誘導員の配置(必要に応じて)
- ヘルメット・防護具の着用
低回転とはいえ、飛散物が完全にゼロではありません。 常に周囲への安全配慮が必要です。
機械への負荷をかけすぎない
無理な押し付けや連続稼働は、 油圧系統やギア部分に過剰な負荷を与えます。
回転が止まった場合は無理に続行せず、 一度引き抜いてから再度アプローチすることが重要です。
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現場でよくある注意点と失敗例
切り株の中心を外してしまう
中心を外した状態で作業すると、 破砕に時間がかかり、刃の摩耗も早くなります。
地下埋設物を見落とす
配管やケーブルを損傷すると、 重大な事故や工期遅延につながります。 事前調査は必須です。
連続作業による過熱
長時間の連続使用は、 ギアボックスや油圧系の温度上昇を招きます。 適度な休止を入れながら作業しましょう。
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作業後の確認と簡易メンテナンス
破砕状態の確認
切り株が十分に破砕されているか、 根元が残っていないかを確認します。
機材の点検
- ブレードの摩耗・欠け
- ボルトの緩み
- 油漏れの有無
作業後の簡単な点検を行うことで、 次回作業時のトラブルを防げます。
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切り株クラッシャー作業が向いている現場
- 造成工事・宅地開発
- 道路・鉄道・送電線工事
- 公園・街路樹の撤去
- 森林伐採後の整地
安全対策と正しい手順を守ることで、 切り株クラッシャーは高効率かつ安全な施工を実現できます。
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切り株クラッシャーの導入・レンタルを検討中の方へ
切り株クラッシャーは、 正しい使い方を理解することで、 工期短縮・コスト削減・安全性向上に大きく貢献します。
現場条件や重機に合った機種選定、 操作方法の確認が重要です。
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