切り株カッターは、伐採後に残った切り株を処理する代表的な工法のひとつです。 しかし実際に導入を検討する際、 「どのくらいのサイズまで対応できるのか?」 「どこまでの深さまで削れるのか?」 といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、切り株カッターで対応可能な切り株サイズ・処理深さ・作業範囲について、 現場目線でわかりやすく解説します。


切り株カッターの基本的な作業範囲

切り株カッターの作業範囲は、主に以下の3つの要素によって決まります。

  • 切り株の直径(太さ)
  • 処理できる深さ
  • 使用する機種・重機のサイズ

一般的な切り株カッターは、 地表付近を中心に切り株を削り取る作業に適しています。


切り株カッターで対応できる切り株サイズ(直径)

切り株カッターで対応できる切り株の太さは、機種や現場条件によって異なりますが、 目安としては以下の通りです。

  • 小径切り株:直径20〜30cm程度
  • 中径切り株:直径30〜40cm程度
  • 大型機の場合:直径40cm前後まで

ただし、直径が大きくなるほど作業時間は比例して増加します。 特に硬い樹種や根張りの強い切り株では、 処理効率が大きく低下するケースもあります。

そのため、大径切り株が多数ある現場では、 切り株クラッシャーなどの高効率工法が検討されることもあります。


切り株カッターで削れる深さはどれくらい?

切り株カッターの処理深さは、 地表から数cm〜20cm程度が一般的な範囲です。

多くの現場では、

  • 地表と同じ高さまで削る
  • 仕上げとして数cm下まで削る

といった使い方がされています。

一方で、根の分岐部や深い部分までの完全除去は、 切り株カッターの得意分野ではありません。 深さを求めるほど作業効率が下がり、 刃の摩耗や安全リスクも高まります。


作業範囲に影響する要因

① 切り株の種類・樹種

柔らかい樹種(針葉樹など)と比べ、 広葉樹や古木は硬く、削るのに時間がかかります。

② 地盤条件・障害物

地中に石・コンクリート片・金属などがある場合、 刃の損傷リスクが高くなり、 作業範囲が制限されることがあります。

③ 使用する機種・重機

エンジン式か油圧式か、 また重機アタッチメントか手押し式かによっても、 対応可能な範囲は大きく異なります。


切り株カッターが向いている作業範囲

切り株カッターは、以下のような作業範囲に適しています。

  • 中小径の切り株が中心の現場
  • 地表を平らにできれば問題ない工事
  • 短期間での簡易的な切り株処理
  • 周囲を大きく掘り返したくない場所

公園・宅地・歩道沿いなど、 掘削範囲を最小限に抑えたい現場で 採用されるケースが多く見られます。


切り株カッターでは対応が難しいケース

以下のような場合は、切り株カッターだけでは 対応が難しいことがあります。

  • 直径40cm以上の大径切り株が多数ある
  • 根元から深く処理する必要がある
  • 大量の切り株を短時間で処理したい

こうした現場では、 切り株クラッシャーなどの最新工法を 併用・検討することで、作業効率が大きく向上する場合があります。


まとめ|切り株カッターの作業範囲を正しく理解することが重要

切り株カッターは、 中小径切り株を地表付近まで処理する作業に適した工法です。

対応サイズ・深さには限界があるため、 現場条件を把握したうえで、 最適な工法を選ぶことが重要です。

切り株処理を検討する際は、 切り株カッター・抜根・切り株クラッシャーを比較し、 作業範囲と効率のバランスを見極めましょう。