切り株処理において多くの現場で使われている切り株カッター。 効率的な工法である一方、正しい手順や安全対策を守らなければ、 事故や機材トラブルにつながるリスクもあります。
本記事では、切り株カッターの基本的な作業手順を順を追って解説し、 あわせて安全対策と現場で押さえるべきポイントをまとめました。
切り株カッター作業の全体フロー
切り株カッターによる作業は、以下の流れで進めるのが一般的です。
- 現場確認・事前準備
- 重機・アタッチメントの設置
- 切り株の削り作業
- 仕上げ・整地
- 後片付け・点検
① 現場確認・事前準備
切り株サイズ・本数の確認
まずは、切り株の直径・高さ・本数を確認します。 大径切り株や根張りの強い樹種の場合、作業時間や刃の消耗が増えるため、 事前の把握が重要です。
地下埋設物・障害物のチェック
地中に石・金属・配管・ケーブルなどがあると、 刃の破損や事故につながります。
図面確認や目視、関係者へのヒアリングを行い、 リスクを事前に洗い出します。
② 重機・切り株カッターの設置
重機の安定確保
切り株カッターは回転による負荷がかかるため、 重機を安定した地盤に設置することが重要です。
傾斜地や軟弱地盤では、 必要に応じて養生や整地を行います。
アタッチメントの固定確認
ピン・油圧ホース・接続部に緩みや損傷がないかを確認します。
作業前点検を怠ると、 油圧トラブルや脱落事故につながる可能性があります。
③ 切り株の削り作業
外周から少しずつ削る
切り株カッターは、いきなり中心を削るのではなく、 外周から段階的に削るのが基本です。
これにより負荷を分散し、 刃の摩耗や機械へのダメージを抑えられます。
無理な押し込みをしない
硬い部分でも強く押し込まず、 回転を活かして削ることが重要です。
無理な操作は、刃の破損や重機への負担増加につながります。
④ 仕上げ・整地作業
地表レベルまで削る
用途に応じて、切り株を地表と同じ高さまで削ります。
舗装や造成予定がある場合は、 後工程を考慮した高さ調整が重要です。
木くず・チップの処理
発生した木くずやチップは、 現場状況に応じて回収または敷き均します。
放置すると転倒リスクや景観悪化の原因になるため、 整理整頓を徹底します。
⑤ 作業後の点検・後片付け
刃・機材の点検
作業後は、刃の摩耗・欠け・ボルトの緩みなどを確認します。
早期に異常を発見することで、 次回作業時のトラブルを防げます。
周囲安全の最終確認
作業エリアに危険物が残っていないかを確認し、 周囲の安全を確保して作業完了とします。
切り株カッター作業時の安全対策
- 防護具(ヘルメット・保護メガネ・安全靴)の着用
- 飛散防止のため作業エリアを立入禁止にする
- 作業中は周囲作業員との合図・連携を徹底
- 雨天・視界不良時は無理に作業しない
特に飛散物対策は重要で、 第三者災害を防ぐための基本となります。
現場で押さえておきたいポイント
- 小径・中径切り株向きの工法である
- 大径切り株は作業時間が伸びやすい
- 大量処理の場合は別工法との比較も重要
現場条件によっては、 切り株クラッシャーなど他工法の方が 効率的なケースもあります。
まとめ|正しい手順と安全管理が作業品質を左右する
切り株カッターは、 正しい手順と安全対策を守ることで、 高い効率と安定した品質を発揮する工法です。
事前準備・作業中の操作・作業後点検までを徹底し、 現場条件に合った運用を行うことが重要です。
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